狐
非常にスピリチュアリティーの高い動物の一種です。
普段、滅多に人間の前に姿を現しませんが日本では
全国に点在する稲荷の神の使いとして神社ではおなじみですよね。
そう、狐は神の使いであり、神と人間を繋ぐ存在なのです。
そして狐が意味するスピリチュアルな意味も多数ありますので、それらを紹介していきましょう。
狐の持つスピリチュアルな意味① 優れた洞察力・観察力
比較的都市部に住む狐は、私たち人間を「直接」見ております。
時折、妙な視線を感じる、と不安に思って相談にくるご相談者様がいますが、その視線の主は狐であることがたまにございます。
また、人里離れたところに住む狐は「透視能力」を用いて人々を診ております。
そうなのです、以外に思うかもしれませんが狐には優れた透視の力があるのです。
そして狐が人間を見る理由は
「神がお力添えする人間の選別」の為です。
人間の選別は神も行っておりますが、あまりにも人間の数が多すぎる為、さすがの神も「こぼし」がございます。
救うべく人間を救えなかったり、力を必要としている誠実な人間に力を渡せなかったりすることがあるのです。
そこでそのようなとりこぼしをなくすべくサポートしているのが神使なのです。
その役割はそれぞれ微妙に異なりますが、狐の役割はその優れた透視能力や洞察力、観察力によって人間の選別のお手伝いをすることです。
狐の持つスピリチュアルな意味②全てからの解放
狐に限らず動物は何にも縛られておらず自由です。
人間も刑務所に入れられていなければ、自由なのでは?
と思いがちですが決してそのようなことはございません。
- 会社
- 人間
- 時間
- 物
- 家
- 環境
- お金
など、人間は様々な物に縛られて生きているものです。
特に都心で暮らしていて、友人・知人が多い人ほどその縛りも増えていく傾向にあります。
人脈の豊かさはステータスの一つになりますが、そのデメリットは何よりも縛りが増えることと言えましょう。
人間は縛られているものが多ければ多いほどに心は締め付けられ、感じるストレスは強まっていきます。
ですが、その原因が縛りにあると気づくことができる方は少なく、原因を取り除けず長期間に渡って苦しむ傾向にあります。
非常に悲しいことですがこれが現実です。
ですが狐にはそんな縛りを解き放ち、自由へと導くスピリチュアルな力を持っております。
狐の守護動物霊に恵まれた方は、自由奔放な生活を手にして、ストレスフリーな日々を過ごされている方が多いです。
狐の持つスピリチュアルな意味③強欲
あなたは『七つの大財』の“紋章”をご存知でしょうか?
「七つの『大罪』」には、それぞれ「傲慢」「嫉妬」「憤怒」「怠惰」「強欲」「暴食」「色欲」という種類があります。
そして神話によれば、それらのものは「傲慢」=ライオン 「嫉妬」=蛇 「憤怒」=狼 「怠惰」=熊 「強欲」=狐 「暴食」=豚 「色欲」=蠍 というように動物と関連付けられているのです。
今回注目すべきは強欲についてです。
強欲は狐と紐づけられているように、狐には強欲というスピリチュアルな意味があるのです。
童話に出てくる狐は他者を出し抜いて利益を得ようとする姿が描かれていることが多いですが、これは昔から狐は欲深く、ずる賢いイメージがあったためです。
実際の狐も欲深く、性欲・睡眠欲・食欲ともに他の動物と比べても旺盛です。
狐=お稲荷様ではない。
誤解されている方も多いですが、狐=お稲荷様ではございません。
狐の神様もいますが、お稲荷様とは別です。
狐はお稲荷様に支える神の使いなのです。
九尾の妖怪としての狐について
あなたは九尾の狐をご存知でしょうか?
九尾の狐とは?
九尾の狐または九尾狐・九尾狐狸は、中国神話にみられる伝説上の生物。9本の尾をもつキツネの霊獣または妖怪である。 中国の各王朝の史書では、九尾の狐はその姿が確認されることが泰平の世や明君のいる代を示す瑞獣とされる。『周書』や『太平広記』など一部の伝承では天界より遣わされた神獣であるとされる。(wikiより引用)
九つの尻尾を持つ、キツネの妖怪です。
狐を魔物として語った伝承は中国や日本だけでなく、古くから世界各地に残されており、 九尾の狐もそうした狐にまつわる昔話のひとつであり、物語の多くでは良くない妖怪として登場します。
実際人間に良くないことをする側面を持っております。
その為、霊界や魔界の一部の地域では害獣とされており、これまで大量に駆除されてきました。
そのせいもあり、九尾の狐は現在絶滅寸前の状態にまで追いやられており、あまり見かける事はなくなりました。
ですがその数少ない個体が人間界に迷い込むことは今でも稀に起こります。。
人間界に迷い込んだ九尾の狐の運命は悪さをしたら駆除されますが、気に入った人間を見つけたら「守護妖怪」となることもございます。
害獣とされているとお伝えしましたが、九尾の狐は同時に益獣としての側面も持っているのです。
というのも他の動物のように性格が一定しておらず、かなり性格差が激しいのです。
性格が良い個体はとても良く、性格が良くない個体はかなり悪いのです。
性格の良い個体は人間達や霊達を助け、力をかす「益獣」となり、性格の良くない個体は人間や霊に害をなす「害獣」となってしまうのです。
これだけ性格差が激しい妖怪も珍しく、霊界も対処の仕方に未だに議論されているのです。
九尾の狐の尻尾にはそれぞれ別のスピリチュアルな力が宿っております。
個体差はありますが、多くの場合は以下のようになっております。
一本目の尻尾には「お金の力」
二本目の尻尾には「恋の力」
三本目の尻尾には「健康の力」
四本目の尻尾には「癒しの力」
五本目の尻尾には「まとめ上げる力」
六本目の尻尾には「消去する力」
七本目の尻尾には「清浄の力」
八本目の尻尾には「笑顔にする力」
九本目の尻尾には「絆の力」
最後に
狐はスピリチュアルと関連性の高い動物の一種です。
- 狐が好き
- 狐の夢をよく見る
- 狐が好むものが好き
などという方は前世は狐だったか、あるいは狐と縁深かったか
または、狐の守護動物霊がいる可能性がございます。
気になった方は鑑定にてあなたと狐に関して詳しく診ていくことも可能ですので、ご希望の方はこのラファエルまで申し付けください。