日本人にとって身近な観賞魚「金魚」
「鯉」も金魚と並ぶ人気観賞魚ですが、どちらかというと裕福な人が飼うイメージがある(実際、金魚と比べれば飼育にはお金がかかります)に比べ
庶民的な人気があるのが金魚です。
価格も含めた飼いやすさ、入手のしやすさ、丈夫さ、そして見た目の美しさ、華やかさ。
どこをとっても人気が出ない方がおかしい、と感じてしまうほどです。
今回の記事ではあまり知られていない金魚の持つスピリチュアル面についてを詳しく説明して参ります。
金魚は金運上昇のシンボル
「金」魚という名前と金ピカに光り輝くその体からいかにも金運に良さそう
と思われている方も多いと思いますが、実際それは間違っておりません。
人の内面は外観に現れるように、動物の内面も外観に現れるものなのです。
金魚は中国でも縁起が良いとされている魚で、中国語の「金余(お金があまること)」に発音が似ているため、金運上昇のシンボルとされております。
それは日本でも同じで、上記では鯉は裕福な方が飼う魚と説明しましたが実際は金魚も富裕層が好んで飼う観賞魚の一つです。
そして以外にも金運上昇は赤色、金色の金魚ではなく黒色か白色の金魚の方が強いとされております。
また、金運上昇の力だけでなく邪気などの悪いものを退ける力もございます。
これは黒色や白色の金魚ではなく、赤色や金色の金魚の方が強いとされております。
金魚の持つスピリチュアルパワーを高め、維持する為のコツ
金魚の持つスピリチュアルパワーは個体差もありますが、それと同じぐらい飼育環境における差も重要となってきます。
人間も同じですが、育った環境が悪ければ、いかに才能溢れる天才であったとしても、本来の実力を発揮できません。
その一方で能力的には平凡でも育った環境が最高によければ、育った環境の悪い天才と同程度の実力を身に着けることもあるのです。
それほど、環境が生物に与えるインパクトは大きいのです。
金魚でいえば、飼育者の家というよりかは「水槽」が全てです。
金魚にとっては水槽が全ての世界ですので、水槽を綺麗に保つことに全力を尽くしてください。
水槽を磨き上げるということではなく(それも大切ですが)
水換えが一番重要となってきます。
ベストな頻度は二週間に一回ほど。
面倒臭さや、時間が取れないという理由で水が明らかに濁っていても水を取り替えない方もいるようですがそれはNG。
遠目から見ても「綺麗」と認識できるほどの水質を保つ事が重要です。
こまめな水替えは金魚のフンをこまめに排出する目的もあります。
フンは水を汚し、金魚の持つスピリチュアルパワーを弱める効力があります。
単純に考えていただきたいのですが汚い水の中にいる金魚と、綺麗な水の中にいる金魚だったら後者の方が大きなパワーを持っていそうですよね。
実際それは間違っておりませんので、金魚を飼育するのであれば面倒くさがらずにこまめに水替えはしていきましょう。
金魚が死んだあとは?
金魚が死んだあと、そのまま空の水槽を放置するのはお勧めいたしません。
金魚に限らず、愛するペットが旅立つとそのショックから
「もう二度とペットは飼うまい。」
と、ペットを飼うことをやめてしまう方がいらっしゃいます。
ですが、ペットを飼うことをやめてしまえば、新しいペットとの出会いも断たれてしまうわけです。
愛玩動物として生まれてきた動物の使命は
「主人と巡り合い幸せや癒しを与えること。」
ですが中には主人と巡り合うことができず、一生を終えてしまう動物も多いのです。
もちろん、一生面倒をみて、愛情を注げられる自信がある、という条件つきではありますが
「もう悲しい思いはしたくはないから。」
という理由でペットを飼うことをやめるのはお勧めいたしません。
本当はペットを飼いたい、というのであれば主人を求めその使命を果たそうとしているペットを探して引き取ってください。
それがペットの幸せにもなるのですから。
そして金魚が天へと旅立った時・・・
どうすれば良いのか悩まれる方が多い様なので、ここで解説しておきます。
直接触れ合い、スキンシップをとる事ができないため、犬猫と比べて立場も扱いもやや低いのが金魚の現状です。
しかしその死体を
食用の魚のように生ゴミとして処理するのは抵抗があるという方や
土葬にして植物などを枯らすことにつながらないか。
あるいは猫や小動物に掘り返されたりしないか。
と心配がつきない方も多いでしょう。
そこでおすすめなのが
業者に頼んで火葬にしてもらう、ということです。
最近はペット専用の葬儀、火葬業者は普通に金魚にも対応しております。
生ゴミとして処理することや土葬も一つの選択としては間違っておりません。
しかしながらこの二つは飼い主の心に大きな罪悪感という影を落とすことになります。
その飼い主の方が優しければ優しいほどにその影は大きく強くなり、時にはトラウマとなって長期的にあなたを苦しませることもあります。
そのようなことはできれば避けたいですよね。
ですので、コストはかかってしまいますが一番罪悪感なく金魚を送り出す事ができる
火葬をおすすめいたします。
なお、業者に頼む前には
しっかりと金魚の水分をとり、キッチンペーパーなどにつつみましょう。
そして手を合わせ
「今までありがとう。」
という感謝の一言を念じ(あるいは直接呟き)
金魚を送り出しましょう。
最後に
他の生き物と比べ飼育することのハードルが低く
縁日などの金魚すくいで手に入れる事ができたから、と安易に飼育を始める方も多い金魚。
しかし、小さくても安価でも生き物は生き物です。
一度飼ったからには全力でお世話をするようにしましょう。
愛情を込めて育てても犬猫のようにわかりやすく懐くことはありませんが、そのかわりにあなたの金運をアップさせてくれたり、厄を払ったりしてくれます。