スーパーアルキメデスです。
色とスピリチュアル、3回目の記事でございます。
今回は永遠の人気カラーの一つである
「青色」
をテーマに語らせていただきます。
青色のコンセプトは「静」
静と動
正反対の概念ですが、これは色の持つ意味にも当てはまります。
行動ややる気を促す動的な意味の色と
鎮静やリラックスを促す静的な意味の色に分かれるのです。
青色は後者である鎮静やリラックスを促す「静的カラー」です。
これはなんとなく感じ取っていただけることだと思います。
青色をみて興奮したり、やる気が湧き上がってくる方はあまりいないと思います。
むしろ気分が落ち着いたりリラックスを促されたりしませんか?
実際、青はお伝えしたように鎮静やリラックスを促す静的カラー、これは個人の嗜好は抜きにして青色をみたら反射的に静的な作用がもたらされていきます。
ですから鎮静やリラックスを促したい場面や部屋では、効果的に青色が使われているものです。
映画館、水族館、美術館など落ち着いて何かを鑑賞する場所や、ホテルやラウンジ、旅館などの癒しを提供する場所は照明が青みがかかっていたり、インテリアが青色基調になっております。
また、映画では北野武監督の映画は「キタノブルー」と呼ばれる、青みがかかった独特の色彩が多用されております。
過激な描写のある作品も多いですが、どの作品にも深いメッセージ性が含まれております。
ですので、落ち着いてそのメッセージを読み取って欲しい、との思いから青色が基調となっているのかもしれません。
青は海や水のテーマカラー
青といえば真っ先に海や水を思い浮かべるという方も少なくないのではないでしょうか?
実際、海や水のテーマカラーは青色です。
季節や天気、環境状況により様々な表情や色彩を見せる海や水ですが、フラットな状態のテーマカラーは「青色」なのです。
髪は薬剤を用いることにより様々な色に染め上げることができますが、日本人の元々の色は(多くの方は)黒色ですよね。
それと同じようなものだと解釈してください。
海や水そのものも鎮静や水を促す力がございますが、青く見えている状態ですとより一層、その力は高まります。
青色は壮大さ、雄大さ、神々しさという意味もある
これは海や水から繋がって生まれた意味となります。
海や水は非常に壮大さ、雄大さ、そして時に神々しさをも感じるものです。
どこまでも広がりを見せるような大海原
何にでも変化でき、浸透し広がっていく様。
そして全ての生命を育むゆりかごとしての神々しさ。
これらのスケールの大きな要素を海や水は含んでいるのです。
冷静で機械的という意味も
青色は寒色系に分類される色で、暖かみを感じる色ではございません。
こうお伝えするとあたかもそれが悪いことのように感じるかもしれませんが、決してそのようなことはございません
青色が含む「冷静さ」は誰もが求めるものの一つですよね?
情熱的、行動的、積極的
と青とは対照的な動的なことのみで突き進むと大きな失敗や疲労へと繋がるので、動的なことを引き止めるチルアウトやクールダウンも時には必要なのです。
そして
テクノロジー、工場、ロボット、IT、コンピューター
このような機械的なもの全般もやはり青色が支配しております。
配線剥き出しの機械や、ロボットはどことなく冷たそうで(実際に触れるとひんやりとしているものです)
青色なイメージがございませんか?
特にコンピューターが発する光は「ブルーライト」とよばれており、その名前にも「青色」(ブルー)の字が含まれております。
ブルーライトとは?
ブルーライトとは可視光線の中で、
380nm~495nmの青色光の光線のこと。 一般的には避けるべきあまり良くないものとされております。
こんな時には青色をとりいれていきましょう
以上のような青色の意味や力から取り入れるべき場面などを紹介していきます。
落ち着きたい時、リラックスしたい時
おすすめなのは寝室や寝具にうまく青色を取り入れることです。
寝室のカーテンを青色にしたり、布団やベッドを青色にしたり、などですね。
ただ、青色でも上記でお伝えしたブルーライトは覚醒を促すものですので、逆効果となってしまいます。
これは唯一の例外だと思ってください。
強いストレスを感じた時
鎮静、リラックス、浄化などの意味や効果のある青色は強いストレスとの相性が良いです。
強いストレスを感じた時に青色のシャワーを全身で浴びれる良いところがございます。
それは「水族館」でございます。
水族館は海や水で溢れた癒しの空間。
さらに照明も癒しを意識してか青色ベースのものが多く、ただゆったりと泳ぐ魚を見るだけでも強い鎮静・リラックス効果を得ることができます。
ただし、人が多い時間帯だと逆効果になることがあるので、人が少ない時間帯(閉館間際)などを狙って訪れると良いでしょう。
ミスを失くしたい時
最後に
青色は人々の生活に欠かせない色でもあります。
あまりにも浸透しきっているので、そのありがたさに気づく人はあまりいないでしょう。
ですが今回紹介した効果的な使い方をすれば
青色の持つ凄さに気づくことができるはずです。
今後も定期的に色とスピリチュアルの関係をお伝えしていきますので是非今後も愛読していただければ嬉しく思います。