日本人は人からどうみられているかを非常に気にする民族だそうです。
これは日本人の美意識の高さの現れだと私はみております。
海外に出たことがある方ならわかると思いますが、日本人ほどきっちりとして清潔な服装をしている民族はそうそうおりません。
ファッションで有名なパリも、パリコレのモデルのようなファッショナブルな方はごくごく一部なのです。
なのに日本人はまるで全員がモデルであるかのような立ち振る舞いや服装をしておられます。
これは美意識の高さと同時に、「容姿至上主義」の現れでもあるようです。
世の中見た目が全てではない
外見よりも中身
とはよく言われますがこれは綺麗事でしかない、と思われている方も多いのでは?
実際はまずは見た目が評価されその後に中身であり、見た目が評価されなければ中身が見られない、というのが現状と思われている方も多いようです。
そのような外見至上主義から容姿へのコンプレックスを抱えている方は非常に多く、容姿のコンプレックスが原因で恋愛に奥手になったり、いつまでたってもお付き合いができない、という方もいらっしゃるようです。
そこで今回は容姿にコンプレックスを持っている方に送りたい、スピリチュアルな教えを紹介していきたいと思います。
よくある容姿の相談に答える形で紹介して参ります。
容姿にコンプレックスを持っている全てのお方へ
Q:容姿が悪くて毎日辛くて仕方がないです。この辛さを乗り越えられる日はやってきますか?
A:やってきます、その時を待ちましょう。
容姿のことに気が向くのは10代、20代まで。
30を過ぎれば徐々に容姿から自分の内面や家族、仕事へと意識は向かっていきます。
若いうちは目も心も養われていないため、どうしても表面的なことばかりに囚われてしまいます。
その表面的なものの代表格が容姿です。
容姿も大切ですが容姿は魂の器に過ぎません。
やはり重要なのは器ではなく、魂そのもの。
今が辛くて仕方がない方は、出来るだけ鏡を見ないようにし、何か夢中になり打ち込めるものを作りましょう。
趣味、仕事、勉強
なんでも構いませんが自分以外に意識が向き、自分の成長につながることがベストです。
Q:どうしても〇〇がコンプレックスで許せません。整形はスピリチュアル的には悪ですか?
A:整形は悪ではありませんが慎重に
スピリチュアルでは髪色を変えたり、整形したり
ありのままの自分を変えることは悪、とされることがしばしばあります。
確かに悪影響も出ないわけではありません。
しかし、ありのままの自分をどうしても愛せることができない。
許せることができないのであれば、整形もありだと私は考えております。
ですが、誤解されている方も多いですが、整形はなりたい自分になれる魔法のようなものではございません。
自分の理想からかけはなれた姿になってしまうことも珍しくはないのです。
重要なのは、しっかりとカウンセリングをして自分に合う医師を見つけ、自分に合う顔を見つけることです。
そして施術結果によっては元の顔に戻れないこともあります。
お国によってはコンビニエンスストアに行くような気軽な感覚でお直ししたい部分を整形で修正するところもあるようですが、刺青と同様入れたら最後(修正できない)と思って
「そもそも本当に整形する必要があるのか?」
「本当に〇〇を整形することで自分は満足するのか?」
などと自問自答を繰り返して行うようにしてください。
Q:自分がこんなにも醜く生まれてきてしまったのは前世で何か悪いことをしてしまったからでしょうか?
A:その可能性はあります、が過去に目を向けるのではなく今に目を向けてください。
前世で何か悪いことを働き、その罰として容姿が悪くなる
ということは実際あり得ます。
ですがたとえそうであったとしても、過去(前世)のことを詮索するのはお勧めできません。
たとえ占い師にそのことを尋ね、過去(前世)で自分がしてしまったことを知ったとしても、過去を変えることはできません。
それどころか罪の意識に苛まされ、さらに自分自身を苦しめることにもなりかねません。
重要なのは過去ではなく、今なのです。
これからに目を向けるようにしてください。
Q:コンプレックスだらけで自分自身がどうしても好きになれません。どうすれば良いでしょうか?
A:無理に好きになる必要はありません。まずは自分を受け入れて。
好きになることと受け入れることは似ているようで異なります。
そして好きになることよりもとりあえずでも受け入れることの方がはるかにハードルが低くなります。
自分が嫌い、という方は自分自身を受け入れることができていないのでまずは自分自身を受け入れてみてください。
自分自身を受け入れるためのコツとしては
過去の良い体験を振り返すことです。
過去ではなく今と説いたばかりですが、これは何も過去の栄光に浸りなさい、と言いたいわけではございません。
これは精神世界(スピリチュアル)で自分の良さを見つける旅なのです。
過去の良い体験とは小さなことでも構いません。
- 他人から褒められた経験
- 表彰された経験
- 勉強で良い結果を出した経験
- 部活動をがんばった経験
人様に自慢できるような経験ではなく、自分の中での小さな成功体験や良い体験で構わないのです。
「あの時はあんなこともあったな。」
「あの頃の自分は輝いていたな。」
と良い体験だけを頭の中で巡らせることで、どんなに自分に否定的な方でも
「あれ、自分ってそんなに悪くないんじゃ。」
と気づき始めます。
人によってはそれが勘違いであることもあるでしょう。
ですが勘違いでも良いのです。
それを繰り返すことで、徐々に自分を受け入れられるようになっていきます。
そしてうまくいけば、受け入れられるだけでなく好きになっていき、コンプレックスの解消に繋がることもあります。
Q:周囲が美人だらけで辛いです。どうしても周囲と自分を比べてしまいます。
A:比べて落ち込む必要はありません、むしろ美しくなれるチャンスだと喜ぶべし
人は他人と比較したがる生き物です。
特にわかりやすく他人との優劣がつけられる容姿は比較されやすく、その度に一喜一憂します。
ナンセンスなこととわかっているのに、やめられないのが他人との比較なのです。
周囲が美人だらけ、自分よりもはるかに容姿の良い人だらけで毎日コンプレックスが刺激され辛い・・・
という方も多いようですが、これは逆にチャンスでもあります。
人は身近な人間に影響を受けるものですが、美しい人が周囲に多いのであればその美しさがあなたにも伝導されていくことになるのです。
ただ、「どうせ自分なんて」という自虐的な思いを持っていたら好影響は出ません。
自分も少しでもあの〇〇さんのようになりたい!!
と意識を高く持ち、その人の美しさの要因を作り出していると思われる要素を真似していきましょう。
顔の造形までは真似できなくても服装やメイク、髪型などできるところだけを真似していきましょう。
そうすれば、あなたご自身もより美しくなり、コンプレックスも解消につながっていくはずです。
最後に
綺麗事だと言われようがこのことを伝えさせていただきます。
「世の中容姿だけが全てではない。」
と。
これは事実です。
もちろん、良いに越したことはありませんが、容姿などその人を構成する一要素でしかないのです。
容姿至上主義の社会でもそのことに気づいている方は多くいらっしゃいます。
ですので容姿に悩んでいるという方は本記事をよく読み返していただき、生きる糧にしていただければと思います。
また、私個人でもあなたのコンプレックスを解消する鑑定の提供が可能です。
コンプレックスを感じているところを添えてご相談ください。