あまり知られていない禁止事項というのは実は多くあるものです。
知っていないと損をすることでもありますね。
そんな禁止事項の一つを今回、注意喚起も含めて紹介したいと思います。
それは
「石を拾って持ち帰らない。」
え?
何故?
と驚かれましたか?
あるいは
「そんなこと当然。」
とすでにご存知だったでしょうか。
そもそも石を拾って持ち帰るという発想を今までしたことがない、という方も多いと思います。
では何故石を拾って持ち帰ってはいけないのかについて説明して参ります。
石を拾って持ち帰るのがNGな理由
法律で禁じられているから
石を拾って持ち帰る理由は多くの場合
「気に入ったから」
であるはずです。
石にあまり興味の無い方は想像し難いかもしれませんが、石に強い興味を持つ方は一定数いらっしゃるものです。
例えば
「パワーストーン」
「宝石」
なども含まれます。
パワーストーンや宝石は普通の石ころにはないような輝きやご利益があるからこそ、多くの方を惹きつけるものです。
ですが「ダイヤモンドの原石」というように、商品として販売されているパワーストーンや宝石は研磨されて磨き上げられた状態です。
陳列されているような綺麗な状態で落ちていたりするわけでは無いのです。
つまり、「ダイヤモンドの原石」となるような石はそこらへんに転がっている石の中に含まれているのです。
石に強い興味を持っている方はもちろん。
専門的な知識はなくても強い霊感やスピリチュアル能力に優れていると、キラリと輝く力を秘めた石が近くにあると強烈に引き寄せられることがあります。
特別な霊感やスピリチュアル能力の無い方にはただの石にしか見えなくても特別な霊感やスピリチュアル能力のある方には特別な石に見えるのです。
そして強烈な引き寄せと魅力を感じた場合、そのまま拾って持ち帰り
「マイパワーストーン」にすることがあるのです。
実際、普通の石ころに混ざり特別なパワーを放つ石は存在し、そのような石をお守りのように持ち歩いている方は一定数いらっしゃるようです。
特別な霊感やスピリチュアル能力の持ち主は自分に「合う合わない」の見極めも得意ですので、自分と最高に相性の良いパワーストーンを見抜き、自分のものにしてしまうこともあります。
ですがそのような特別な石は交通量の多い道端に落ちている石の中にはまずありません。
都心に近い場所の石ほど、排気ガスや人の邪念に汚染されておりパワーはほとんどないことが多いからです(例外はございます。)
ですのでダイヤモンドの原石となるような石は
- 山
- 川
- 自然公園
などで見つかることが多いです。
ですが見逃しがちですが、全ての土地には所有者が存在します。
あなたのご自宅の近くにある名も無いような里山にも必ず所有者が存在します。
また、自然公園や川や行政の所有管理になっております。
山の植物や花を勝手に持ち去ることは盗掘(公有地や他人の土地の鉱物、埋蔵物などを、その権利がないのに掘りとること)といいますが
違反した場合は、6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処されます。
もちろん、これは採取を禁止する種であり石は含まれませんが勝手に草や花、山菜やタケノコやキノコをとってしまうと最悪逮捕されてしまうのです。
法を破ることは大きな「悪業」となります。
一度悪業を積んでしまうと来世の時の審査にまで響いてしまうことがありますので、石を拾い持ち去ることはやめましょう。
良くない霊が宿っている可能性があるから
石は霊が宿りやすい自然産物の一つです。
霊は表面がつるっとしていて丸っこい物を好み、そこに宿る傾向があります。
まさに石は霊が好む要素を全て満たしているのです。
他には「木」もそうですね。
大木や奇木を崇め讃えるのはその大きさや歴史だけでなく、神聖なパワーを感じやすいからです。
そしてその神聖なパワーは木が発しているのではなく、木に宿っている霊が発している場合が多いです。
同じように石もその石そのものが特殊なパワーを放っている場合もありますが
その石に宿っている霊が特別なパワーを発している場合も多いのです。
特にこれといった外観的特徴のないのに、見た目と反するような超パワーを感じる石は高確率で霊が宿っております。
ただ、石に宿っている霊が必ずしも良い霊とは限りません。
良くない霊が石に宿ることも多々あるのです。
良くない霊が石に宿る目的は
「人間への復讐」のためです。
そう、石に宿る良くない霊は人間に恨みを抱いている霊が多いのです。
石は拾いやすく、持ち帰りやすいものです。
ですので石に宿り、人間への復讐のチャンスを狙っているのです。
そして一度その人間が拾い、持ち帰ってしまうと石から人間へと乗り移ってきます。
これがいわゆる「憑依」です。
確率としてはそう高くはないですが、運が悪ければ良くない霊に憑依されることもありますので、このようなリスクを天秤にかけ持ち帰る意味はありません。
強烈に惹きつけられる石があったとしても拾って持ち帰ったりはしないように。
最後に
石に限らず
落ちている物を拾って自分の物にしてしまうのは良くありません。
プラスに繋がることもありますが、マイナスな出来事に繋がることが多いのです。
特に明らかに「人のもの」と思われるものを勝手にとり自分の物にしてしまうのは絶対NGです。
ただ、拾うのはNGでも自然に「触れる」だけであればお勧めです。
- 草
- 花
- 石
- 岩
- 木
- 水
など、身近にある自然をその手で触れることで、その自然産物のエネルギーを直接体内に取り入れることが出来ます。
自然は五感を使って楽しみ感じる物ですが特に「触れる」ことが重要なのです。
たとえ良くない霊が宿っていたとしても触れるだけであれば、良くない影響を受けることはありません。