前回は「短命」についてお話ししましたが、今回は寿命を伸ばすこと、長寿についてお話しさせていただきます。
人間の考え方は多種多様です。
10人いればその考え方もそれぞれ全く異なります。
一般的には寿命は長ければ長いほど良いとされており、長生きすることが良しとされておりますが中には
「太く短く花火のように生きたい。」
「歳を重ねれば重ねるほど衰え劣化していくので長生きしたいとは思わない。」
「醜く老けたまま生きるのは嫌なので若いうちに死にたい。」
と、長生きを望まない方もいらっしゃいます。
が、占い師の視点からいえばやはり寿命が短いよりも長い方が何かと得をするので、皆長生きを目指して欲しいです。
その理由をまず説明させていただきます。
長寿を目指した方が良いスピリチュアルな理由
長く生きれば生きるほどチャンスを掴む機会も増えるから
人生を諦めた方がよく言うのは
「人生に絶望した」
「このまま生きていてもいい事があるわけない。」
などといった今や未来に絶望し、悲観したようなセリフです。
そしてそのような方を励ます時は
「人生、生きていればきっと良いことがあるよ!」
などといった返しが定番となっておりますが、これは実際その通りです。
人生、長く生きれば生きるほどに良いことやチャンスが巡りやすくなるのです。
特に善業(良い事)をたくさん行えば、因果応報の法則に従い人生の後期に良いチャンスがたくさん巡ってくることになります。
若い頃は何も良い事がなかった・・・
という方でも若い時の行い次第では、人生の後半は薔薇色の人生になる、なんてことも十分あり得るのです。
長生きをすれば良い転生になりやすいから
今世での人生が終われば、「転生」が待っております。
そしてこの輪廻転生、どのような存在に転生するかは今世での行動履歴により決まります。
良い行動が多ければ多いほど良い存在へ、またはその方が望んでいるような存在へと転生する確率が高くなるのです。
その一方で悪い行動が多ければ多いほどに良くない存在へと転生する確率が高まってしまいます。
若い頃ほど尖っており悪い事もしがちなので、短命の方は悪い行動履歴だけが目立ってしまいやすく短命の方ほど悪い存在へと転生する傾向にあります。
ですが長寿の方はたとえ若い頃、悪いことをたくさんしてきても歳を重ねれば丸くなり子供もできて親としての活動や、社会貢献などを積むことになりますので、過去の悪い行動履歴も最近の行動履歴へと上書きされ、それが判断材料になりやすいのです。
それゆえに長寿の方ほど霊界に評価されやすく、良い存在へとも転生しやすくなります。
長寿になれば多くの出会いも待っているから
早くに霊界に旅立ってしまえば、当然未来に待ち受けていたであろう出会いも消滅してしまいます。
ですが、長生きをする事で多くの出会いに恵まれることになるのです。
もちろん、全てが良い出会いとは限らず中には悪い出会いもあるでしょう。
しかし、若い頃は判断力や見る目が養われておらず避けられなかった悪い出会いも、歳を重ねれば重ねるほどに判断力や見る目が養われていくので悪い出会いは避けられるようになります。
それゆえに記憶に残るような良い出会いは人生の後期に集中する傾向にあるのです。
その出会いが生じたご縁は今世はもちろん、来世まで引き継がれることもあります。
良い出会いが多ければ多いほどに人生は豊かになり、幸せにもなるのです。
人生をより楽しめるから
中には体力が落ちてあちこちが痛むような老体になったら何も楽しめない。
だから長生きもしたくない。
という方もいらっしゃいます。
確かに健康が損なわれた状態で長生きしても辛さばかりを感じ、あまり楽しくは感じないかもしれません。
ですが多少衰えても健康体でさえあれば、人生は楽しめる物です。
なぜなら人生の後期になればなるほど時間もお金も余るようになるからです。
もちろん、そうなるようなライフプランをしっかりとたてて実行する必要はありますがコツコツと真面目に行っていれば自然と時間もお金も余裕が出てくるものです。
日本にはバカンス(長期休暇)がありませんので、どうしても若い頃思いっきり遊ぶ、ということはできにくいです(特に社会人になってからはそうですね)
しかし、定年退職後は時間もお金も余っているはずですので、若い頃はできなかったような長期旅行や趣味に没頭することもできるようになってきます。
また、若い頃には余裕がなくて興味が湧かなかったようなことも興味の対象になってきて、世界がより新鮮で美しく見えるようにもなってきます。
寿命を伸ばす上で大切なこと
人の寿命は決まっていてそれを伸ばすことは出来ない。
と言われることもありますが、心がけ次第では寿命を伸ばすことも可能です。
ですがただ寿命を伸ばしても、晩年はずっと寝たきりではあまり意味がありません。
重要なのはただ寿命を伸ばすのではなく、「健康寿命」を伸ばすことなのです。
その上で重要なことはいくつかありますのでお伝えしていきましょう。
健康の三本の柱を充実させること
健康の基本はシンプルです。
食事・睡眠・運動
これが健康の三本の柱であり、これを充実させればそうそう体調を崩すことはございません。
しかし、忙しい現代人はこの三つを充実させることは簡単なようで難しいことです。
ただ、若い頃からこの三つを疎かにしていると健康寿命が短くなってしまうので、できるだけ早くからこの三つを充実させるようにしましょう。
節制を心がけ、しっかりと貯蔵すること
正直者が馬鹿を見るとはいいますが、結局のところ最終的に得をするのは
正直で真面目でしっかりと働いてきた方です。
これは間違いございません。
そして先で触れたお金の余裕を作り出すのは日々の節制と貯金です。
貯金が全くない、という方も意外と多いようですが貯蔵がなければ後々で楽しむことも出来なくなるので少しずつでも構わないので貯蔵するようにしましょう。
また、ただ溜め込むだけでなく投資に回し、未来の資金を作ることも効果的です。
いくつになっても好奇心旺盛でいること
世の中の流行に背を向ける方も多いですが、流行しているコンテンツだけでなく様々な物に興味を向けるようにして下さい。
そして可能であればすぐに試すようにしましょう。
例:タピオカが流行している、とみたらすぐにタピオカを試す
いくつになっても好奇心旺盛でいれば、歳を重ねても人生を充実させる出会いや趣味へとつなげる事ができます。
最後に
長寿を目指した方が良い理由
ご理解いただけたでしょうか?
誰でも健康寿命は伸ばすことも出来ますので今からそのための行いを始めていきましょう。
私にできることであればなんでもしていきますので私のサポートが必要であれば遠慮なくご相談ください。