般若にどのようなイメージがあるでしょうか?
「怖い」
そう思われている方が多いのではないでしょうか?
ですがこの言葉を思い出してみてください。
「人は見かけにはよらない。」
この言葉、実は般若にも言える事なのです。
その理由と般若のスピリチュアルな力などについて説明して参ります。
般若とはそもそも何か?
般若は嫉妬や恨みの篭る女性の顔、怒りにより鬼になってしまった女性を表現しているとされております。
また、般若は古代インドの言葉であるサンスクリット語(梵語)の「プラジュニャー」やパーリ語の「パンニャー」に由来している仏教用語であり、その意味は「仏の智慧」となります。
般若の面をなぜ家に飾るのか?
般若の面は大きさにもよりますがかなり威圧感や迫力があります。
それゆえに実は「魔除け」の効果があるとされております。
般若の属性は「怒り」「恨み」「嫉妬」などのあまり良くないものです。
ですので同じ属性を持つ良くない霊や良くない思念を集めてしまうのでは?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが実際は、その憤怒の表情で良くないものを遠ざけてくれる効果があるのです。
全国の皆さんにぜひ知ってほしい…
この面は魔除けとして我が玄関に飾られています
日本遺産、石見神楽の「塵倫」と言う演目に使われる最も大きな般若面(女面)です
全国的に木彫りの面が大多数を占める中、この面は石州和紙を型に何枚も貼り付けて作られるために軽くて丈夫な上に息がし易いのが特長!! pic.twitter.com/Z0KaRwE05y— tanchi (@888Yamata) November 26, 2019
般若の面を飾るおすすめの場所は
お勧めはやはり「玄関」となります。
秩父の霊場である般若山 法性寺も仁王門に大きな般若の面が飾られておりますが
みなさん、おはようございます😃
昨日の続き〜
秩父三十四観音霊場巡礼
第32番札所 般若山 法性寺 さん
秩父札所唯一の鐘楼門をくぐると、
またもや、境内へのびる長い石段〜笑🤣また、石段?笑🤣🤣🤣 pic.twitter.com/eTN6ENEJRU
— うみ坊主 (@umibouzu67) January 20, 2021
これは霊場内に良くない霊が入ってこないようにするための対策の一環なのです。
玄関は人間だけが出入りする場所ではございません。
風水的には運気の通り道でもあり、良いも悪いも目に見えないスピリチュアルな存在も多く出入りしているのです。
目に見えない良くないものを一般の方がシャットアウトする一番有効な手段が「物」に頼る事です。
般若の面はメンテナンスも不要な(ただし清掃はする必要はございます。)ただ、そこに飾るだけのお手軽さがありますので非常に魔除けとしては優秀と言えます。
般若の面に宿るもの
仮面やお面は人形と同じぐらい魂や力が宿りやすいということをご存じでしたか?
たとえば曰く付きの「髪が伸びる日本人形」
一時期はメディアなどで取り上げられることも多かったですが、人形というものは名前通り人の形をしておりますので人の魂も宿りやすいのです。
同じように人の顔をしたお面も魂や力が宿りやすいものです。
般若はお伝えしたように実は人間の女性の顔です。
それゆえに強い怒りや怨念に歪んだ顔ですので、強い感情に支配された力や魂が宿る事がございます。
もしも良くない力や魂が宿ってしまった般若の面を被ることになると、その力に支配されて知ったり、体の不調が現れたりすることがございます。
呪いというには少々大袈裟ではありますが、良くないことには間違いございません。
仏様の力が宿った般若の面を被った結果
実は私もとある力が宿った般若の面を被ったことがございます。
これはその力が宿っている事を知らずに被ったわけではなく、それを知っていて「あえて」被ったのです。
私がかぶった般若の面に宿っていたのは「仏様」の力です。
憤怒の表情の般若の面と穏やかさや慈愛に満ちた仏様とではお互い対極に位置する存在同士という印象を抱いた方もいるかもしれません。
しかし仏の原義は「目覚めた者」で、「真理に目覚めた者」「悟りを開いた者」となります。
般若も同じように怒りや嫉妬、恨みに目覚めた(覚醒)した存在ですので、実は似たもの同士とも言えるのです。
私は損得勘定は抜きに、仏様との同化が目的で般若の面を被りました。
すると、驚くことに全く意図することの無かった特殊な力を得る事が出来たのです。
その力とは六波羅蜜。
詳細は以下のとおりとなります。
①布施(ふせ)
見返りを求めず施しや親切な行いに関すること。
こちらが授かることで奉仕精神が高まり、無意識のうちに親切な行いが出来るようになっていきます。
②持戒(じかい)
戒律を守り、自分自身を戒めること。
こちらを授かることでルールをしっかりと守れるようになり、自分自身に対してストイックになっていきます。
③忍辱(にんにく)
苦しみや悲しみを耐え忍び、自分自身の心を動かさないこと。
こちらを授かることで忍耐力がアップし、ブレにくくなります。
④精進(しょうじん)
限りある生命を無駄にせず、たゆまぬ努力を重ねること。
こちらを授かることで努力できる人になっていき、人間を含む生き物をより大切に出来るようになっていきます。
⑤禅定(ぜんじょう)
集中力を鍛え、自分自身の心を冷静に見つめること。
こちらを授かることで集中力がアップし、どんな場面でも冷静沈着になっていきます
⑥智慧(ちえ)
物事の真理を捉える事
これらは全て善業であり、元々わたしたちに備わっていたものでもあります。
ですが、成長と共にこれらの善業は薄れていくとされております。
しかし、これらの力を得た私は特定の方に向けて「授ける」ことも可能となっております。
私が仏様の力が宿った般若の面を被って得た力を得たい方はご希望の方はお気軽に申し付けください
詳細はこちらを。