誰でも平等に存在するものの一つがご先祖様です。
ですが平等ではないのがご先祖様との関係や距離感です。
ご先祖様に大変気に入られており、何度も何度も子孫に仕送りをするご先祖様や
我が子のように可愛がり何度も訪れるご先祖様もいれば
子孫にはほとんど関わろうとしない冷めたご先祖様もいらっしゃいます。
これはご家族との関係にも良く似ております。
仲睦まじく、笑顔が絶えない家庭もあれば
関係が冷め切っており、喧嘩は愚かほとんど会話すらない家庭もあります。
ではなぜそのような「差」が生まれるのでしょうか。
その答えは一つ。
ご先祖様が喜ばれる事をしているかいないかの違いです。
ご先祖様が喜ばれる事をしていれば、自然とご先祖様との絆や距離感は縮まり、ご先祖様はあなたに良くしてくださるものです。
ご先祖様の幸せはあなたの幸せでもあります。
そしてこれからお伝えするご先祖様が喜ぶことは全てあなたの成長や幸せにも直結することです。
ですので、ご先祖様の為にだけでなく、自分自身の為にもしっかりと実践してみてください。
しっかりと守って欲しい、ご先祖様が喜ぶこと
自分を大切にする
ご先祖様は何よりもあなたが大切。
しかしもし自分自身を大切にしなければ、ご先祖様は悲しみその心も徐々に離れていってしまいます。
今ここで胸に手を当ててあなたは自分を大切にしているかを考えてみてください。
これはできているようでできていない方が非常に多いことです。
特に日本人の方は自分のことよりも仕事を優先しがちです。
風邪を引いても、高熱が出ていても頑張って出社するのは世界広しといえど日本人ぐらいなものでしょう。
もちろん、勤勉で真面目なことは素晴らしいことです。
ですが、自分を犠牲にしたり、身を粉にして働くような行為を決してご先祖様は喜んだりしません。
会社員の方も自営業の方も、無理はしないように、自分自身を大切にするように心がけてください。
他人を大切にする
そして当然といえば当然ですが、ご先祖様は自分だけでなく他人も大切にすることを望んでおられます。
これは私の知る限りほとんどのご先祖様がそうです。
他人を大切にすること、これも当たり前のように感じたかもしれませんが、できていない方が多い印象です。
日本人は他人には優しく身内には厳しい人種です。
見ず知らずの他人には優しくできるのに「知り合い」や「仲間」と認識するとくるりと態度を翻す方も多い印象です。
ですが親しき中にも礼儀あり。
自分の身近な人、親しい人をぞんざいに扱って良い道理はありません。
自分自身ではちょっとした「いじり」のつもりだったとしても相手は「いじめ」として受け止めているケースも多いです。
仲間や身内、家族にかける言葉や行動には気をつけて参りましょう。
物を大切にする
ご先祖様が高く評価する点の一つが
「物を大切にすること」です。
日本には「もったいない精神」がありますが、あなたはどうでしょうか。
まだ使えるのに、捨ててしまう、というようなことはありませんか?
日本人の方は公共の場でもきちんと振る舞い、一部の喫煙者を除きほとんどポイ捨てもしない印象です。
ゴミ箱が街に少ないのに、道にはあまりゴミが落ちていないことからも、日本人の意識の高さが伺えます。
ですがそんな日本人は驚きの「もったいない」行動を無意識にしてしまっております。
それは「野菜や果物の皮を捨てる」という行為です
これは多くのご先祖様が
「ああ、なんともったいない。」
と嘆かれております。
野菜や果物の皮の部分に一番栄養価が凝縮されていることはご存知でしょうか?
そしてほとんどの、野菜や果物の皮は美味しくいただけます。
漆科の植物(マンゴーなど)やじゃがいも(正確には芽の部分)など、かぶれたり毒があったりすることもあるので
全てとはいえませんが、そのほとんどは無理なく食べる事ができるのです。
抵抗がある方はミキサーでスムージーにするなどすれば、無理なく美味しくいただけますので、もし野菜や果物の皮を捨てていたよ、という方はご先祖様や自分自身の為にも行動を改めていいただきたいです。
挨拶をしっかりとする
また当然のことを!
と思ったかもしれませんが、挨拶が「しっかり」とできている方は少ないです。
そして挨拶は人と人とを繋ぐ、潤滑油のようなもの。
挨拶がよければ、それだけでご縁が結ばれることもありますし、人へ与える印象も大きく変えることがあるのです。
ですが挨拶はしているつもりでも声が小さかったり
「はよ」
「あざっす・・」
「じゃ」
「また」
など、しっかりといえていない事が多いです。
あなたもどきり、としたのではないですか?
もちろん、相手にはしっかりと挨拶だと認識されている場合がほとんどです。
しかし挨拶の言葉には重要な意味が込められているので、しっかりと正しく発音する必要がございます。
例えば食事の時の
「いただきます」
「ごちそうさま」
という日本独自の挨拶がございますよね。
こちらは自分の生命の為に犠牲になった動植物たちを敬う挨拶の言葉です。
これを言わなかったり、正しく発音しなかったりすると動物たちの魂にもしっかりと響かないのです。
これは人にも同じことがいえます。
多くのご先祖様は挨拶の重要性を認識しているので、子孫にも挨拶を求めておられます。
ですのでこれからはしっかりとはきはきと挨拶する事を心がけていきましょう。
愛を大切にする
愛は日本人には薄い感情の一つです。
ですがだからこそ、ご先祖様は強く素敵な愛を子孫に求めております。
元々人との距離感が遠いこと、日本語は表現が豊かな言語であること、シャイで内気な国民性などが相まって日本人は愛情表現が苦手です。
外国の映画を見るとよく
「愛しているよ。」
など、愛(LOVE)という単語が良く出てくることに気づくと思います。
そしてハグやキスなど、体全体を使った愛情表現もしっかりと行います。
これはフィクション世界のことだけではなく、現実世界でもしっかりと行われております。
外国人とルームシェアなどを経験されたことがあると思いますが、彼らは毎日のように母国にいる家族へと電話し
愛しているよ、大好き、などといった愛の言葉を伝えるものです。
ですが日本人で恋人や家族にしっかりと
「愛しているよ。」
と伝えている方はどれぐらいいるでしょうか?
少しはずかしいかもしれませんが、愛を伝えるのには言葉が一番です。
ストレートな言葉が難しいのであれば
「いつもありがとう。」
という感謝の言葉でも構いません。
ご先祖様はあなたが愛を大切にし、愛溢れる方になることを心から望んでおられるので試してみてください。
最後に
以上のことを大切にすることでまず間違いなく、あなたご自身もご先祖様に大切にされます。
ご先祖様に大切にされている方に共通していることは
幸福度が高く、人生が充実しているということです。
ご先祖様から大切にされるということは、充実した幸せな人生を歩めるということなのです。
これは非常に重要なことですので、私のサポートが必要であれば遠慮なくご相談を。
私であればあなたのご先祖様にコンタクトをとったり、愛や自分を大切にする気持ちを強めたりする事が可能ですからね。